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ロシアが勝つために意図的な選手交代?BJK杯決勝で敗れたスイスが主張

2021.11.17|10:00|投稿者: THE TENNIS DAILY
ロシアが勝つために意図的な選手交代?BJK杯決勝で敗れたスイスが主張

ロシアが13年ぶりの優勝を果たした女子の国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ by BNPパリバ ファイナルズ」の決勝をめぐって、準優勝に終わったスイスがロシアの選手交代に疑問を呈している。米テニスメディア Tennis World USAが報じた。

決勝進出を果たしたロシアとスイスは、第1試合で世界ランキング28位のダリア・カサキナ(ロシア)が世界39位のジル・タイヒマン(スイス)を6-2、6-4のストレートで下してロシアがリード。続く第2試合では「東京オリンピック」金メダリストのベリンダ・ベンチッチ(スイス)がロシアのトップ選手で世界11位のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と対戦する予定だった。ところが、試合開始のわずか15分前にパブリウチェンコワが辞退し、代わりを務めた世界40位のリュドミラ・サムソノワ(ロシア)がベンチッチ相手に3-6、6-3、6-4の逆転勝利を収めてロシアを優勝へと導いた。


この直前の変更が意図的だったとしてベンチッチは試合後、「正直言って汚いと思った。でも最終的には善が勝つと信じているから、私たちはまた決勝の舞台に戻ってきてタイトルを獲得するわ」と発言。タイヒマンは翌日、「相手がズルをしてまで勝とうとするというのは、こちらへの称賛と取るべきかしら?試合開始10分前に棄権するなんて…」とTwitterに投稿している。


スイスからの批判に対して、ロシア側は交代には正当な理由があったと反論した。


パブリウチェンコワ本人は、「昨日の夜にはすでに(膝の)痛みを感じていたけど、ベストを尽くしたいと思って今朝のウォーミングアップに臨んだわ。その時はまだできると信じていたけど、さすがにサーブも打てなくて辞退することを決めたの」と述べている。


チームメイトのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)も、いかにパブリウチェンコワが直前までプレーしたがっていたかを説明。「本当に直前に起こったことなの。アナスタシアは好調で、それまでにプレーした3試合の内容も良かった。このチームのナンバー1選手だから決勝でもプレーすることを望んでいたわ。でもウォーミングアップを始めたところ、膝に違和感を覚え始めて、さらに悪化してしまってサーブもジャンプもできなくなってしまったの。監督がウォーミングアップ中にリュドミラへの変更を決めたわ。昨日やそれ以前にはわからなかったことよ」


スイスチームの監督を務めたハインツ・ギュンタードは「想定していた展開と少し違って、15分前にロシアがナンバー1の選手からナンバー4の選手に代えたことを知らされた。私はそんな憶測はしたくないが、こういうのを賢い戦略だと言う人もいるかもしれない。だが、それには無理がある。なぜなら、パブリウチェンコワが怪我をしていたのならそれは残念なことだが、もし交代がわざとなら、それは戦略ではなく不正行為だからだ」とコメント。ギュンタードは選手変更で不意を突かれたと付け加えた一方で、ロシアチームの健闘を称えている。


「フェドカップ」から「ビリー・ジーン・キング・カップ」へと改名して初めて行われた大会は、わだかまりが残る形での幕切れとなった。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「東京オリンピック」でのベンチッチ
(Photo by Abbie Parr/Getty Images)

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