今すぐTennis-Pointアプリをダウンロードしよう!

いつでもどこでもテニスを楽しもう!

Pro

ノリーがインディアンウェルズ初優勝!新女王も誕生

2021.10.18|13:15|投稿者: THE TENNIS DAILY
ノリーがインディアンウェルズ初優勝!新女王も誕生

序盤からサプライズの続いた「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/10月7日~10月17日/ハードコート)で、大会最終日の現地17日に決勝が行われ、第21シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が第29シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)に3-6、6-4、6-1で勝利した。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

ともにインディアンウェルズではこれまで1勝も挙げたことがなく、これが初のマスターズ大会決勝だったノリーとバシラシビリ。優勝したノリーは、同国の先輩たち、アンディ・マレーやティム・ヘンマンも届かなかったインディアンウェルズのタイトルをイギリス人選手として初めて手にしている。これがシーズン6度目の決勝進出で、ツアー初優勝を飾った「ATP250 ロスカボス」に続く2冠目となった。


左打ちのノリーが序盤にブレークするも、その後はバシラシビリが相手のショットに徐々に順応して2度ブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをラブゲームで決め、30分で第1セットを取る。第2セットで先にブレークポイントを掴んだのはバシラシビリ。第3ゲームで迎えたチャンスで、最後はノリーのバックハンドのボレーがアウトになり、2-1とリードを奪った。だが、直後のゲームでミスショットが2本続いたところをノリーが逃さず、すぐさまブレークバック。このあたりから風が強くなってきたことも影響したのか、バシラシビリのミスが増えてゆき、第6ゲームのピンチはしのいだものの、4-5で迎えた第10ゲームではラブゲームでブレークされる。セットカウント1-1で迎えた最終セット、バシラシビリは集中力が切れたのか、1ゲームしか取れずに試合終了となった。


マスターズ大会で初めてトップ25圏外の選手たちがベスト4を占めた今大会。世界ランキング26位のノリーは、2010年大会を制した当時26位のイバン・ルビチッチ(クロアチア)以来、11年ぶりに優勝したトップ25圏外の選手となった。なお、この大会での躍進により、初のトップ20入りを果たすことが確定している。


「僕にとって最も大きなタイトルを獲れたことにはすごく意味があるね。今の心境をうまく表現できないけど、とにかく幸せだよ。今日は(どちらに転ぶかわからないような)奇妙な試合だったけど、僕とチームにとっては素晴らしかった。まだ信じられないよ。もし大会前に誰かから、僕が優勝すると言われても信じなかっただろうね」


「風が強かったし、彼がラリーで何度もウィナーを決めていたので、ちょっとやりにくかった。でも自分が第2セットの最後に何本かいいショットを決められたことが大きな自信になったよ。おかげでまた足が動くようになり、ラリーでも自分が得意とする形に持ち込むことができた」


また、ダブルスの決勝では「東京オリンピック」の混合ダブルスのメダリストたちが集結。金と銀に輝いたアンドレイ・ルブレフ(ロシア)とアスラン・カラツェフ(ロシア)というノーシードのペアと、銅を獲得したジョン・ピアース(オーストラリア)が世界10位のフィリップ・ポラセク(スロバキア)と組んだ第7シードのペアが対戦し、ピアース/ポラセク組が6-3、7-6(5)で勝利した。ロシアペアは第2セットのゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームでは相手ペアの2度のマッチポイントをしのいで最終的にタイブレークへ持ち込んだものの、最後に力尽きた。ピアース/ポラセク組としては初のタイトルとなる。


一方の「WTA1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/10月6日~10月17日/ハードコート)決勝では、第27シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と第21シードのパウラ・バドーサ ジベルト(スペイン)が初対戦。2012年、2016年大会のチャンピオンであるアザレンカは大会初となる3度目の優勝がかかっていたが、勝ったのはこれが初のマスターズ大会決勝だったバドーサ ジベルト。フルセット、3時間超に及んだ熱戦を7-6(5)、2-6、7-6(2)で制した。


このインディアンウェルズで歴代3位の通算33勝を挙げているアザレンカが総ポイント数(133:124)やブレーク数(7:5)で上回ったものの、バドーサ ジベルトは第1セットと第3セットのタイブレークという勝負どころでの決定力が光った。最後はチャンピオンシップポイントをフォアハンドのウィナーで決め、男子チャンピオンのノリーと同じく、バドーサ ジベルトもこれまで1勝も挙げたことのなかったインディアンウェルズでマスターズ初優勝を成し遂げた。また、「WTA1000 インディアンウェルズ」で優勝した初のスペイン人という称号も手にしている。大会参加時の世界ランキングは27位だったが、次回のランキング更新で初のトップ20入りを果たすことが確定している 。


試合後、バドーサ ジベルトは以下のように決勝と大会全体を振り返った。「とてもタフな試合だったけど、彼女がとても高いレベルのプレーをしたので、素晴らしい試合でもあったわ。すべてのセットでレベルを上げなければならなかったけど、第3セットではベストなパフォーマンスを見せられたと思う。今大会を通して学んだ一番のことは、不可能なことなんてないということ。何年も努力を重ねて戦い続ければ、どんなことでも達成できるの。困難な時期もあったけど、私は決して夢を諦めなかった。だからこそ、懸命にハードワークを重ね、最後の瞬間まで自分を信じることができたわ。こういう大きな大会で勝つことがずっと目標だったから、それが叶った今はちょっとショック状態にあるの」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのノリー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

オリジナルサイトで読む

どう思いますか?

0

0

0

0

0

0

THE TENNIS DAILY
2021.10.18 13:15 投稿者:
THE TENNIS DAILY
ニュースプロバイダー
THE TENNIS DAILYは、株式会社WOWOWが運営するテニスに関するあらゆる情報を発信するサイトです。

» さらに読み込む THE TENNIS DAILY