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「この10か月間で16日しか家にいなかった」シュワルツマンが南米選手のコロナ禍での精神的苦悩を吐露<SMASH>

2021.10.13|17:00|投稿者: スマッシュ編集部
「この10か月間で16日しか家にいなかった」シュワルツマンが南米選手のコロナ禍での精神的苦悩を吐露<SMASH>

 現在開催中の男子テニスツアー「BNPパリバ・オープン」(10月7日~17日/アメリカ:インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)で4回戦へ駒を進めた世界ランク15位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が、コロナ禍でのツアー転戦における苦悩を明かした。

 現地時間10月11日に行なわれた3回戦でシュワルツマンは、第18シードのダニエル・エバンス(イギリス/22位)と対戦。第1セットを落としながらも逆転で勝利し、インディアンウェルズでは自身初となるベスト16入りを決めた。4回戦では第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/10位)と対戦する。

 身長170センチと小柄ながらも、昨シーズンはイタリア国際で準優勝、全仏オープンでもグランドスラムで初のベスト4進出を果たし、昨年10月には世界ランクでも自己最高の8位をマークしたシュワルツマン。テニス界では「小さな巨人」とも称され、新型コロナウイルスが蔓延する難しい状況のなかでも、持ち前の力強いショットを軸に安定した成績を残してきた。それでもシュワルツマン自身は長らくコロナ禍でのツアー転戦に精神的なストレスを抱えていたという。
 「南米の選手のほとんどは、(今シーズン)30日も家にいなかったと思う。これまで何度も言ってきたことで、言い訳するわけではないけど、ずっとヨーロッパ勢が圧倒的に有利だった。彼らはほぼ毎週家に帰ることができたけど、僕はこの10か月間で16日しか家にいなかった。1年を通してパフォーマンスを発揮し、メンタル面で余裕を持つことが非常に困難だった」

 一方、ここ最近はファイザーやモデルナといったワクチンの普及も急速に進んでおり、公共施設でも感染対策の制限が緩和され始めている。そのような状況に、シュワルツマンもどこか安心感を抱いているようだ。

「今年の全仏の後くらいから状況が以前よりも良くなったことで、僕は少し気が楽になり、トレーニングもプレーもうまくできるようになった。それ以来、僕のパフォーマンスはずっと安定している」

 まだまだ新型コロナ収束の見通しは立っていないが、全ての選手が心置きなく大会に出場できるよう、1日も早く以前の日常が戻ってくるのを祈るばかりだ。

文●中村光佑

【PHOTO】シュワルツマンら、全米オープン2021で活躍した男子選手たちの厳選写真
 

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