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グランドスラム

セレナ、ヒンギス、ラドゥカヌ...全米オープンを制した10代の女王たち

2021.10.08|07:00|投稿者: THE TENNIS DAILY
セレナ、ヒンギス、ラドゥカヌ...全米オープンを制した10代の女王たち

先日、10代同士の対決となった決勝が話題になった「全米オープン」。新女王エマ・ラドゥカヌ(イギリス)を含め、これまでも多くの10代選手が優勝を飾ってきた。テニス関連ニュースサイトTennis Headが、1968年のオープン化以降に「全米オープン」女子シングルスを制した印象深い10代選手たちをまとめた。

2004年 スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア) 19歳76日


クズネツォワはこの年、世界ランキング9位として「全米オープン」に参戦。同じ年、同郷のマリア・シャラポワ(ロシア)がセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に勝利し、17歳で「ウィンブルドン」に優勝したばかりだった。


クズネツォワは1セットも落とさず順調に準々決勝に進出し、第14シードのナディア・ペトロワ(ロシア)を下した。準決勝では、1998年の全米女王リンゼイ・ダベンポート(アメリカ)と対戦し、第1セットを落としながらも逆転。1-6、6-2、6-4で決勝へと駒を進めた。決勝は第6シードだったエレナ・デメンティエワ(ロシア)とのロシア勢対決となり、ここでもストレートで勝利。クズネツォワはグランドスラム初優勝を手にした。その後2009年「全仏オープン」で優勝したクズネツォワは、36歳の今も現役でプレーを続けている。


2021年 エマ・ラドゥカヌ(イギリス) 18歳302日


ラドゥカヌは今夏、初のグランドスラム出場となった「ウィンブルドン」で4回戦進出と素晴らしい成績を残したばかりだった。「全米オープン」の本戦には予選を勝ち上がって出場。世界ランキング150位のラドゥカヌがわずか2回目のグランドスラム出場で優勝するなど、誰も予想できなかった。


ラドゥカヌは、世界女王アシュリー・バーティ(オーストラリア)を下して勝ち上がったシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と4回戦で対戦。しかしラドゥカヌはまったく怯むことなくロジャーズを6-2、6-1と圧倒的なスコアで下し、自身初のグランドスラム準々決勝に進出した。そこでは第11シードで「東京オリンピック」金メダリストのベリンダ・ベンチッチ(スイス)に、またもストレートで勝利。準決勝では第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を破る。決勝では19歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)と対戦。ラドゥカヌは150位、フェルナンデスは73位と、両選手ともノーシードだった。ラドゥカヌは決勝もストレート勝利、予選3試合、本戦7試合すべてで1セットも落とさない完璧な戦いだった。ラドゥカヌの全米制覇は、男女通じて初となる予選通過者のグランドスラム優勝となった。


1999年 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ) 17歳350日


当時たった17歳だったセレナだが、「全米オープン」には第7シードとして出場。19歳だった姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は第3シードだった。2回戦まではスムーズだったが、3回戦のキム・クライシュテルス(ベルギー)、そして4回戦のコンチタ・マルチネス(スペイン)相手には第1セットを落としてから逆転勝利。準々決勝ではグランドスラム9度優勝のモニカ・セレス(アメリカ)と対戦、再び第1セットを失うも続く2セットを取り返して勝利した。準決勝の相手は前回優勝者のダベンポートだったが、セレナの勢いは止まらなかった。6-4、1-6、6-4で勝ち、初のグランドスラム決勝へ。決勝では、世界1位のマルチナ・ヒンギス(スイス)との10代対決に6-3、7-6(4)でストレート勝利。セレナの23個のグランドスラムタイトルの、記念すべき最初の優勝だった。


1997年 マルチナ・ヒンギス(スイス) 16歳341日


セレナに決勝で敗れる2年前に、ヒンギスも「全米オープン」初優勝を飾り、歴史にその名を刻んでいた。1997年はヒンギスの年だった。「全豪オープン」、「ウィンブルドン」で優勝し、「全仏オープン」でも準優勝だった。


「全米オープン」でヒンギスは、1セットも落とさず準々決勝に進出。しかも相手に1セットで3ゲーム以上取られたのは一度きりと、圧倒的強さを見せていた。その後も、第10シードのアランチャ・サンチェス ビカリオ(スペイン)、第6シードのダベンポートをストレートで下して決勝へ進出。決勝で対戦したのは、「全米オープン」初出場だった17歳のビーナスだ。2人の年齢を足しても34歳、史上最も若いグランドスラム決勝だった。


その決勝でもヒンギスは6-0、6-4と圧勝。大会中1セットも落とさず全米女王となった。


1979年 トレーシー・オースティン(アメリカ) 16歳270日


オースティンは1979年の「全米オープン」に第3シードで出場。既にそれまでに、ベスト8に2回進出と、実力は折り紙付き。初出場は1977年、14歳の時だった。


オースティンが準決勝までの試合で落としたのは1セットのみ。シルビア・ハニカ(ドイツ)との準々決勝では6-1、6-1と圧倒。準決勝ではそれまでに「ウィンブルドン」を2度制していた第2シードのマルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)との接戦を、7-5、7-5で勝利。決勝は、第1シードで前回優勝者のクリス・エバート(アメリカ)との対決となった。エバートには前年の準々決勝で敗れていた。


だが今回は16歳のオースティンの勢いが勝った。エバートを6-4、6-3のストレートで下し、オースティンが初優勝。オープン化以降最年少の「全米オープン」チャンピオンが誕生した。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全米オープン」の優勝トロフィーを抱えたラドゥカヌ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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2021.10.08 07:00 投稿者:
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