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グランドスラム

18歳の新全米女王ラドゥカヌが達成した8つの功績

2021.09.24|08:00|投稿者: THE TENNIS DAILY
18歳の新全米女王ラドゥカヌが達成した8つの功績

「全米オープン」決勝で19歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)を破った18歳のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)は歴史を作った。予選勝者がグランドスラム優勝を果たしたのは、男女通じてラドゥカヌが史上初だ。


ツアーでの経験をほとんど持たないラドゥカヌが優勝を飾るなど、誰が想像しただろうか。しかも、ラドゥカヌはそれを予選から1セットも落とさずにやってのけた。あらゆる予想を覆し優勝したラドゥカヌは、グランドスラム関連の様々な記録を塗り替えることとなった。スポーツウェブメディアSportskeedaが、ラドゥカヌが「全米オープン」優勝により達成した8つの功績を伝えている。

1.最も低いランキング


2021年の「全米オープン」開幕時、ラドゥカヌは世界ランキング150位だった。予選から参戦したのもそのためだ。大会後、9月13日付のランキングでラドゥカヌは一気に23位に上昇。以前にグランドスラムで優勝した女子選手の中で最もランキングが低かったのは、2017年のスローン・スティーブンス(アメリカ)で当時83位だった。これまでは、100位圏外の選手がグランドスラムで優勝したことはなかったのだ。ただし2009年に「全米オープン」を制したキム・クライシュテルス(ベルギー)の場合は、引退からの復帰後まもなくだったため、まだランキングがなかった。


2.予選通過者で初


これまで、男女通じて、予選から勝ち上がりグランドスラム優勝を達成した選手はいなかった。それどころか、これまで予選勝者は決勝に進出することすらできていなかった。予選から参戦しての決勝進出、優勝、いずれもラドゥカヌが初となった。


3.イギリス人女子選手として44年ぶり


前回グランドスラムに優勝したイギリス人女子選手は、1977年の「ウィンブルドン」女王のバージニア・ウェイド(イギリス)。ラドゥカヌの優勝で、44年ぶりにイギリス人女子がグランドスラムチャンピオンとなった。それだけでなく、イギリス人女子選手がグランドスラム決勝に進出したのもウェイド以来44年ぶりだった。


4.わずか2回目のグランドスラム挑戦


ラドゥカヌは、今年の「ウィンブルドン」でグランドスラムに初出場を果たしたばかりで、この時は4回戦に進出。「全米オープン」はラドゥカヌにとってたった2回目のグランドスラム本戦出場で、強豪を次々と倒しトロフィーを手に入れた。


ラドゥカヌは、オープン化以降の初優勝までにかかったグランドスラム出場数の最少記録を作った。これまでの最少記録はビアンカ・アンドレスク(カナダ)で、4回目のグランドスラム出場だった2019年の「全米オープン」で優勝を飾っている。


5.シャラポワ以降最年少


決勝戦、3度目のチャンピオンシップポイントをエースで決め優勝を手にした時、ラドゥカヌは18歳302日。2004年に「ウィンブルドン」を制した当時17歳62日のマリア・シャラポワ(ロシア)以降では、グランドスラムで優勝した中で最も若い選手となった。これまでグランドスラムで優勝した女子選手の中では、ラドゥカヌは8番目の若さだ。


6.グランドスラム大会でツアー初優勝を飾った4人目の選手


ラドゥカヌにこれまでツアー大会優勝の経験はなく、「全米オープン」が初優勝となった。オープン化以降で、ラドゥカヌ同様にグランドスラムでツアー初優勝を決めた女子選手はたったの3人。1979年の「全豪オープン」でのバーバラ・ジョーダン(アメリカ)、2017年「全仏オープン」を制したエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、そして2020年「全仏オープン」優勝のイガ・シフィオンテク(ポーランド)だ。


7.1セットも落とさず優勝した19番目の選手


決勝までの7戦、ラドゥカヌは1セットも落とさず優勝トロフィーを手に入れた。グランドスラムで1セットも落とさずに優勝した女子選手はラドゥカヌで19人目。これまでの18人は、マーガレット・コート(オーストラリア)、イボンヌ・グーラゴング(オーストラリア)、ビリー・ジーン・キング(アメリカ)、クリス・エバート(アメリカ)、クリス・オニール(オーストラリア)、マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)、シュテフィ・グラフ(ドイツ)、モニカ・セレス(アメリカ)、アランチャ・サンチェス ビカリオ(スペイン)、メアリー・ピアス(フランス)、マルチナ・ヒンギス(スイス)、リンゼイ・ダベンポート(アメリカ)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、ジュスティーヌ・エナン(ベルギー)、マリア・シャラポワ(ロシア)、マリオン・バルトリ(フランス)、そしてイガ・シフィオンテク(ポーランド)と錚々たるメンバーだ。


8.1セットも落とさず優勝した選手の中で4番目の若さ


先程紹介したように、1セットも落とさずにグランドスラムを制した選手のリストに19人目として加わることになったラドゥカヌ。セレス、グラフ、ヒンギスに次いで4番目の若さでの達成となった。


ラドゥカヌが打ち立てた記録の多くは、暫く破られることはないだろう。特に予選通過者のグランドスラム優勝は、今後も最も達成するのが難しい功績であるかもしれない。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全米オープン」でのラドゥカヌ
(Photo by Elsa/Getty Images)

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