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上地が金メダルにかける思い「車いすテニスを始めた時から望んでいた」[東京パラリンピック]

2021.09.03|16:00|投稿者: THE TENNIS DAILY
上地が金メダルにかける思い「車いすテニスを始めた時から望んでいた」[東京パラリンピック]

「東京パラリンピック」(日本・東京/8月27日~9月4日/ハードコート)のテニス競技で、大会7日目の9月2日、上地結衣(日本/三井住友銀行)が女子シングルス決勝進出を決めた。メダル獲得を確定させた彼女の金メダルにかける思いを、ITF公式ウェブサイトが伝えている。

現在27歳の上地にとってパラリンピック出場はこれが3回目。初出場だったロンドン大会では鳥肌を立てながら開会式に臨み、シングルス、ダブルスともにベスト8。前回のリオデジャネイロ大会ではダブルスは4位に終わったが、シングルスで銅メダルを獲得した。しかし、それは上地の望んだ結果ではなかった。


ロンドンで国枝慎吾(日本/ユニクロ)が金メダルに輝くのを間近で目にした時から「自分も金メダルが欲しいと思うようになった」と上地は語る。「リオには金メダルを獲りに行ったんです。だから銅メダルを獲った後、いらついてました。金メダルを獲得するには何をすれば良かったんだろうって考えていたんです。でも日本に戻って、応援してくださっていた方たちにお会いすると、みなさんが私のメダルに触った後、“おめでとう。良かったね”と言ってくれたんです。おかげで、ようやくメダルを獲ったことを喜べるようになりました。多分、頭を切り替えて、次のパラリンピックに備え始めたのはその瞬間だったと思います」


2020年、上地は「全豪オープン」と「全仏オープン」のシングルスで優勝。リオ大会以降の5年間、東京で金メダルを獲得するために頑張ってきた上地は、本番でもプレッシャーとは無縁だという。


「大舞台ではちょっとしたミスが命取りになるとよく言われますが、私はそういう難しい状況になった時は、楽しんでもいます。その状況を最も楽しめた人が一番いい結果を出せるというのが持論なので。誰が勝つかは最後までわかりませんが、メダルを争いたいですね」


「これは、私が車いすテニスを始めた時から望んでいたものでもあるんです。そしてパラリンピックに初めて参加した時から大きな意味を持つようになりました。金メダルを獲るというのはずっと成し遂げたかったこと。私にとって、本当に重要なことなんです」


上地は「東京オリンピック」シングルス決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)と対戦する。デ グロートは、リオ大会で3位決定戦を争った相手でもある。上地はその5年前のように勝利し、念願の金メダルを手にすることができるだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「東京パラリンピック」での上地
(Photo by Tasos Katopodis/Getty Images)

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