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世界的に見ればかなりハイグレード。だけど日本ではかなりロープライスの『HEAD PRO』!

2021.06.18|17:00|投稿者: 吉田正広
世界的に見ればかなりハイグレード。だけど日本ではかなりロープライスの『HEAD PRO』!

最高品質のトーナメントボールをヘッドらしく実現した名球『TOUR XT』』でお伝えしたとおり、ヘッド(HEAD)のボールは生産数量・シェアともに、世界No.1。そのなかでも特に日本では、『TOUR XT(ツアー XT)』と『HEAD PRO(ヘッドプロ)』の2種類が、流通に乗せられてきました。さて、今回取り上げる『HEAD PRO』、実はかなりの「お宝ボール」だということを、ご存知でしょうか? 日本では非公認でありながら、海外ではプレミアマンダトリーのカテゴリーでも使われた高品質。その魅力に迫ります!

安価だけど、ただのローエンドではないこれだけの理由

ヘッドのなかの最高峰に位置づけられるボールといえば、『TOUR XT』です。ラバーには「インパクト・エンコア」、フェルトには「スマート・オプティック」のテクノロジーを採用し、最高品質が追求されています。そのため比較対象となるそれよりも安価な『HEAD PRO』は、低グレードだと想像されがちかもしれません。

しかも、先述したとおり日本では公認を取っていないというだけの理由により、練習球としてカテゴライズされるから、なおさらローエンドモデルと勘違いされがちです。

しかし、世界では10種類ほど展開しているヘッドのボールのなかでは、3番目に位置づけられる相対的にハイグレードな水準のボールが、『HEAD PRO』なのです。

プレミアマンダトリーのチャイナ・オープンが大会使用球として採用

例えば、男女共催の大会では、男子と女子とでは好まれるボールのタイプが違うため、ラバーの配合を変えるなどして、使用球を提供し分けることがあります。そのような区別があるとは一般にあまり知られていませんが、案外普通に行われているのだといいます。

大別すると、女子にはよく飛んでスピードが出やすいタイプ、男子にはもう少しつぶれてくれて、ある意味飛んでくれないタイプのボールが、傾向として求められやすいといいます。

その典型例が、今回取り上げるヘッドの事例であり、かつてのチャイナ・オープンでは、ATP500の男子には『TOUR XT』、プレミアマンダトリー(現WTA1000)の女子には『HEAD PRO』が、それぞれ大会使用球として選ばれました。

そういう観点でいえば両球ともにトップグレードであり、「スマート・オプティック・フェルト」の配合比を変えたり、「インパクト・エンコア・テクノロジー」の有無に関する違いはあったりするにせよ、好みに応じてどちらを選ぶかの差異でしかないという見方もできます。

それでいてあえてコスト面を重視するならば、『HEAD PRO』はより安価だから、その実情を知る人ぞ知る人にとっては、まさに「お宝ボール」というわけなのです!

『HEAD PRO』

実情を知る人ぞ知る人が、こぞって選ぶ『HEAD PRO』

トライアルモデルとして、特に日本ではロープライスで提供!

さらにもうひとつ特筆すべき話として日本では、ヘッドのボールを選んでもらうトライアルモデルとして、『HEAD PRO』は意図的に、海外よりもロープライスで提供される点も見逃せません。

というのも『最高品質のトーナメントボールをヘッドらしく実現した名球『TOUR XT』』でお伝えしているとおり、ヘッド社による日本人プレーヤーにまつわる評価として、モノに対して感覚的に敏感すぎるほど敏感。その「デリケート気質」に応じたヘッド社による販売戦略だから、ロープライスで提供されているぶん、なおさら「お宝ボール」ということがいえるわけです。

世界的に見れば、かなりのハイグレードであると同時に、日本での実勢価格はかなりリーズナブル。ヘッドといえば、ラケットはあるけどボールはないと思われがちですが、ボールのブラインドテストなどを行うと、日本でも選ばれるケースが急激に増えつつあるといいます。

しかも2021年には、日本市場に「第3のボール」が登場。ヘッドボールの動向は、これからも引き続き要チェックです!

「スマート・オプティック・フェルト」

一般的なテニスボールに使われるイエローに比べて、約19%も明るく映る「スマート・オプティック・フェルト」を採用

プロから初心者までが対象の、打ちやすさに驚くボール!

世界で生産数量・シェアともに1位のヘッドのボールのなかでも、ナンバー3のグレードに位置づけられる『HEAD PRO』。日本では公認を取らないけれど、ITF(国際テニス連盟)をはじめ、ヨーロッパ諸国やアメリカでは基本的にオフィシャルだから、知る人ぞ知る「お宝ボール」といえます。

対象は、プロからスクール初心者まで幅広く対応。だまされたと思って使えば、その打ちやすさにきっと、驚くに違いありません!

HEAD PRO

 

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吉田正広
2021.06.18 17:00 投稿者:
吉田正広
テニスメディアを中心にギア系の記事を寄稿。書籍、ムック、雑誌、ウェブサイト等の実用コンテンツを手掛ける。メンタル、フィジカル、栄養学、健康医学、リスクマネジメント、仏教等にも親しむ。一般プレーヤーの質問、相談、悩みにも応える。 【編集協力】『泣き笑い! アスリート図鑑』(池田書店)、『在宅避難で役立つ食まわりの知恵から日ごろの備えまで クックパッド防災レシピBOOK』(扶桑社)、『元機動戦術部隊員に学ぶ危機管理トレーニング2』(ベースボール・マガジン社)、『伸びるテープと伸びないテープを使った 最新スポーツテーピング』(マイナビ)、『スポーツのための体幹トレーニング練習メニュー240』(池田書店)、『徹底図解 成果が必ず出る! ビジネス整理術』(日本文芸社)、『バイシクルライディングブック』(ベースボール・マガジン社)、『テニスワンポイントレッスン500』(学研プラス)、『NHK科学大好き土よう塾〈1〉ものごとの不思議とことん解明!』(汐文社)、『1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造 体脂肪が落ちるトレーニング』(高橋書店)

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