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いよいよ「全豪オープン」開催!2月開催の主な大会まとめ

2021.01.30|08:00|投稿者: THE TENNIS DAILY
いよいよ「全豪オープン」開催!2月開催の主な大会まとめ

開催の危ぶまれた「全豪オープン」だったが、当初の予定から3週間遅れてようやく始まる。2週間の厳しい隔離生活には不満の声も上がったが、多くの選手はこれも仕方のないことと前向きに受け止めたようだ。

実戦での調整が必要な選手たちのために、「全豪オープン」前には同じメルボルン・パークで女子のWTA500大会が3つ、男子はATP250大会が2つと国別対抗戦「ATPカップ」が開催されるので、なかなか豪華な1週間になりそうである。


<2月の大会カレンダー>
1月31日~2月6日 「WTA500 Gippsland Trophy」(女子)
1月31日~2月6日 「WTA500 Yarra Valley Classic」(女子)
2月1日~7日 「ATP250 メルボルン1」(男子)
2月1日~7日 「ATP250 メルボルン2」(男子)
2月2日~6日 「ATPカップ」(男子)
2月3日~7日 「WTA500 Grampians Trophy」(女子、完全隔離選手向け)
2月8日~21日 「全豪オープン」(男女)
2月13日~19日 「WTA250 Phillip Island Trophy」(女子)
2月21日~27日 「WTA500 アデレード」(女子)
2月22日~28日 「ATP250 コルドバ」(男子)
2月22日~28日 「ATP250 モンペリエ」(男子)
2月22日~28日 「ATP250 シンガポール」(男子)


「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月2日~6日/ハードコート)


昨年から始まった男子の国別対抗戦「ATPカップ」は、伝統ある国別対抗戦である「デビスカップ」と違い、シングルスランキング上位の選手がいる国から出場権を得るので(日本は錦織圭(日本/日清食品)の、怪我で不出場となった期間より前の「プロテクト・ランキング」での9位を適用されて出場)、団体戦でありながらトップ選手同士の個人戦が見られるところが大きな魅力となっている。


昨年は24チームが出場、6組に分かれてのグループステージの後、各グループトップの6チームに加えて2位チームの中から成績上位の2チームが準々決勝に進出できたので、セット取得率・ゲーム取得率などが大きく2位チームの明暗を分けたが、今年は日程が短縮されて出場は半分の12チーム、4組に分かれてグループステージを戦い、首位の4チームだけが準決勝に進むという、より厳しい戦いになる。


この大会で得られるランキングポイントは、相手選手のランキングによって違っている。例えばグループステージでトップ10選手に勝った場合は75ポイント、251位以下の選手が相手なら15ポイント。決勝でトップ10選手に勝利すれば220ポイント、251位以下なら30ポイント。無敗の選手は最大で累計500ポイントを得ることができる(ランキングは2021年1月25日付のもの)。


出場チーム数が半分になったのに伴い、賞金総額も昨年の半分の750万ドル(約7億8200万円)。賞金は、出場料、個人戦での勝利の賞金、チーム勝利の賞金の3本立てだ。各国のトップ選手の出場料は1~3位が11万4000ドル(約1189万円)、4~6位が10万2000ドル(約1064万円)、7~12位が9万ドル(約939万円)となり、これは昨年から約55%減。


各国のNo. 2選手の出場料は、自身のランキングが10位以内の場合の9万ドルから段階的に下がっていき、251位以下の場合は9000ドル(約94万円)。


勝利の賞金は、グループステージでの各国トップ選手の勝利は3万ドル(約313万円)、No. 2選手は2万1000ドル(約219万円)、ダブルスは1人6000ドル(約63万円)。決勝での勝利の賞金は、トップ選手は19万1700ドル(約2000万円)、No. 2選手は13万5000ドル(約1400万円)、ダブルスは1人3万7800ドル(約394万円)だ。


さらにチームが勝利した場合、各選手にはグループステージで6000ドル(約63万円)、準決勝で1万8000ドル(約188万円)、決勝では3万ドル(約313万円)が与えられる。


昨年の第1回大会では、当時世界2位だったノバク・ジョコビッチ(セルビア)率いるセルビアチームが、決勝で当時世界1位だったラファエル・ナダル(スペイン)率いるスペインチームを下して優勝。ダブルス2試合も含めて出場したすべての試合に勝利したジョコビッチの活躍も素晴らしかったが、当時世界34位だったドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)も準々決勝で当時世界21位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を、準決勝で当時世界17位だったカレン・ハチャノフ(ロシア)を破るという大健闘で、チームの勝利に貢献した。


世界のトップ選手同士の対戦はもちろん楽しみだが、国別対抗のチーム戦にはまた独特の雰囲気がある。同国の選手たちが勝利を喜び合い、敗北を慰め合う姿が、今年もファンの胸を熱くしてくれることだろう。


「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~21日/ハードコート)


例年1月半ばから末にかけて開催されている「全豪オープン」だが、入国後の隔離期間が必要で、外国から来る選手たちの昨年中のメルボルン入りが許可されなかったために、この時期の開催となった。だが選手らにとってはもちろんテニスファンにとっても、開催されるだけでもありがたいことだ。


困難な状況にも関わらず、2021年の賞金総額は何と昨年から約12.7%アップの8000万オーストラリアドル(約63億4880万円)となった。そしてパンデミックの蔓延後、各大会で実施されているように、早いラウンドで敗退した選手たちへの賞金ほど増額され、準決勝以後の賞金は18~33%の減額となっている。


中東で行われた予選1回戦敗退の賞金は昨年より25%増の2万5000オーストラリアドル(約198万円)。本戦1回戦敗退の場合は、約11%増の10万オーストラリアドル(約793万円)。準優勝の賞金は約27%減の150万オーストラリアドル(約1億1900万円)、優勝賞金は約33%減で275万オーストラリアドル(約2億1800万円)となっている。


女子ではグランドスラムで与えられるランキングポイントは優勝者が2000、準優勝1300、ベスト4は780、ベスト8は430、ベスト16は240、ベスト32は130、ベスト64は70、1回戦敗退は10ポイント。男子では優勝者が2000ポイント、準優勝1200、ベスト4は720、ベスト8は360、ベスト16は180、ベスト32は90、ベスト64は45、1回戦敗退は10ポイント。


優勝候補は、男子ではこの大会で8回の最多優勝記録を持つジョコビッチが他を引き離して最有力と言われている。もちろん世界2位のナダルも常に優勝候補の一角ではあるが、この大会では過去に1度しか優勝したことがない。それに続くのは昨年決勝でジョコビッチをフルセットまで追い詰めたドミニク・ティーム(オーストリア)が、「全米オープン」で悲願のグランドスラム初優勝を遂げた自信を生かせるか。昨年末の「ATP1000 パリ」と「Nitto ATPファイナルズ」を連覇したダニール・メドベージェフ(ロシア)も、初めてのグランドスラム制覇を狙う。


女子は2020年の「全米オープン」で3度目のグランドスラム優勝を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)に期待がかかる。セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、グランドスラムシングルスで最多記録タイとなる24回目の優勝を目指す。昨年優勝のソフィア・ケニン(アメリカ)は、「全仏オープン」でも準優勝と安定した強さを見せた。そして「全豪オープン」は、「優勝候補」に上がっていなかった若手選手がグランドスラム初優勝を果たすことの多い大会でもある。今年も新鮮な驚きが待っているだろうか。


※為替レートは2021年1月28日時点
※オーストラリアドル=79.31円
※USドル=104.34円


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「全豪オープン」で優勝したジョコビッチ(左)とケニン(右)
(©Getty Images)

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