現地4日、ATP(男子プロテニス協会)が公式サイトで2月1日に開幕する男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」の出場国および出場選手を発表した。
「ATPカップ」は今年で2回目。今年は新型コロナウイルスの影響のため2月1日~2月5日の日程で12ヶ国が参加と、昨年より規模を縮小して開催される。だがそれでもノバク・ジョコビッチ(セルビア)やラファエル・ナダル(スペイン)をはじめ、トップ15から14名が出場する。
大会はまず12ヶ国が3ヶ国ずつ4グループに分かれ、総当たりで対戦。各グループ上位1ヶ国、合計4ヶ国が決勝トーナメントへ進出し優勝を争う。国同士の対戦はシングルス2試合、ダブルス1試合が行われ、2勝した国が勝利となる。
テニスは基本的に個人戦だが、この大会は団体戦。国を代表した戦いであり普段とは違った雰囲気となる。この大会ではコーチングが認められ、コーチやチームメンバーとの会話も適宜認められている。昨年はナダルが勝利してチームの元へ戻る際に、意外にもダンスをして喜ぶ姿を見せたり、ニック・キリオス(オーストラリア)は対戦国のアレクサンダー・ズべレフがダブルフォルトをする度に腕立て伏せをして煽ったりしていた。
「全豪オープン」の前哨戦という真剣勝負ながら、お祭りのような大会で、今年も熱い戦いが期待される。初開催となった昨年は決勝でセルビアがスペインを破り、優勝を果たした。
【「ATPカップ」出場国、出場選手】
セルビア
1位ジョコビッチ、26位ドゥサン・ラヨビッチ、30位フィリップ・クライノビッチ、ダブルス56位ニコラ・チャチッチ
スペイン
2位ナダル、13位ロベルト・バウティスタ アグート、ダブルス11位マルセル・グラノイェルス、15位パブロ・カレーニョ ブスタ
オーストリア
3位ドミニク・ティーム、98位デニス・ノバク、ダブルス42位フィリップ・オズバルド、ダブルス109位トリスタンサミュエル・ワイスボルン
ロシア
4位ダニール・メドベージェフ、8位アンドレイ・ルブレフ、112位Aslan Karatsev、122位エフゲニー・ドンスコイ
ギリシャ
6位ステファノス・チチパス、458位Michail Pervolarakis、736位Markos Kalovelonis、960位ペトロス・チチパス
ドイツ
7位アレクサンダー・ズベレフ、37位ヤン レナード・ストルフ、ダブルス19位ケビン・クラウィーツ、ダブルス20位アンドレアス・ミース
アルゼンチン
9位ディエゴ・シュワルツマン、44位ギド・ペラ、ダブルス3位ホレイショ・ゼバロス、ダブルス43位マッシモ・ゴンサレス
イタリア
10位マッテオ・ベレッティーニ、17位ファビオ・フォニーニ、ダブルス68位シモーネ・ボレッリ、ダブルス94位アンドレア・ババッソーリ
日本
41位錦織圭、57位西岡良仁、ダブルス47位マクラクラン勉、ダブルス207位松井俊英
フランス
11位ガエル・モンフィス、28位ブノワ・ペール、ダブルス7位ニコラ・マウ、ダブルス14位エドゥアール・ロジェ バセラン
カナダ
12位デニス・シャポバロフ、14位ミロシュ・ラオニッチ、217位ピーター・ポランスキー、177位スティーブン・ディエス
オーストラリア
23位アレックス・デミノー、38位ジョン・ミルマン、ダブルス28位ジョン・ピアース、ダブルス37位ルーク・サビル
(テニスデイリー編集部)
※写真はナダル(左)とジョコビッチ(右)
(Getty Images)
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