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プロ使用比率がハイアベレージ。『BLADE(ブレード)』シリーズが選ばれる理由とは!?

2020.07.24|17:00|投稿者: 吉田正広
プロ使用比率がハイアベレージ。『BLADE(ブレード)』シリーズが選ばれる理由とは!?

男子、女子シングルストップ100のうち、約35%がウイルソン(Wilson)のラケットを使用。そのなかでも約45%が、『BLADE(ブレード)』シリーズを選択しています。『PRO STAFF(プロスタッフ)』や『ULTRA(ウルトラ)』といった人気シリーズもあるなかで、驚異的な使用比率を記録。シリーズの魅力に迫ります!

「しなり」と「ひねり」の2重のパワーが原動力!

『BLADE(ブレード)』はフレームの厚みが21mm均一(モデルによっては22mm均一)の、いわゆる「薄ラケ」。ツアーモデルらしい細身のシルエットです。一般的には、「薄ラケ=コントロール、厚ラケ=パワー」の図式ですが、『BLADE(ブレード)』の場合は、薄くてコントロール性は担保したうえで、パワーもあるのが特長。薄さに由来する「しなり」の復元力が、ボールにパワーを与えるのです。

なおかつ「Xループ」テクノロジーを採用し、「ひねり」の復元力も利用します。「Xループ」とは、シャフト部の内側を丸く(ラウンド形状)、外側を平ら(ボックス形状)とし、逆にフェイス部の内側を平ら、外側を丸くデザインする、ウイルソン独自のトルネード型フレーム形状です。

これにより、インパクトした瞬間にフレームが内側にひねられて、戻る復元力が強化されます。つまり、「しなり」と「ひねり」の2重のパワーが原動力。ですから21mmの薄さからは想像できないほどのパワーボールを、『BLADE(ブレード)』は炸裂させることができるのです。これこそ、細身の『BLADE(ブレード)』がパワーを生み出す秘密です!

Xループ

ラウンド形状とボックス形状をハイブリッドして適材適所に配置。この「Xループ」テクノロジーにより、フレーム全体のしなり、ひねりが大きくなり、トルネードのような復元力を生み出す

しなり、ひねりを最適化する「フィールフレックス」テクノロジー

素材には、玄武岩から抽出される「バサルトファイバー」の配合量を増量して使用。「バサルトファイバー」は、衝撃吸収性、遮音性に優れる天然素材で、宇宙開発事業や自動車産業などにも、幅広く使われる画期的な素材です。

この「バサルトファイバー」を、ウイルソン独自のカーボン・マッピングによりグラファイトと編み併せて、しなり、ひねりを最適化(「フィールフレックス」テクノロジー)。なおかつ、柔らかな打球感も醸し出します。

フィールフレックス

ウイルソンが独自に開発したカーボン・マッピング(カーボンファイバーの編み方)により実現する「フィールフレックス」。ただしなるだけではなく、その方向や程度を最適化し、復元性がベストになるよう繊維が編まれている

振り切るスイングでこそ、『BLADE(ブレード)』のパワーは活かされる!

ただし、そんなイイコトずくめの『BLADE(ブレード)』ですが、使いこなすには一つだけ条件があります。それは、しっかりと振り切ること。というのも、振らずに当てるだけのスイングだと、フレームはしならないし、ひねられないから、『BLADE(ブレード)』ならではの復元力を引き出せません。

換言すれば、振り切れさえすれば技術レベルは初級でも、パワーボールを打ち込めます。また、レベルに応じたラインナップを豊富に携えているのも『BLADE(ブレード)』シリーズの特長です。詳しく見ていきましょう!

D・ゴファン

しっかり振り切るほど、フレームのしなり、ひねりが活かされるから、『BLADE(ブレード)』の持ち味であるパワーを引き出せる(写真は『BLADE 98 18×20』を使うD・ゴファン)

M・ラオニッチが使用するフラッグシップモデル

18×20の密なストリングパターンを採用し、ストリングの目ズレを抑えてコントロール性を特化。しっかりとした手応え、打ち応えを感じながら、パワーボールを的確にコントロールしたいニーズにベストマッチです。

プロ使用比率の高い『BLADE(ブレード)』シリーズのなかでも、最も多くの選手に選ばれるフラッグシップモデル。時速200kmを越えるサーブを放つM・ラオニッチ使用ラケットです。

BLADE 98 18×20 V7.0

日本で人気の16×19。さらなるパワーアップを可能に!

18×20よりもストリングパターンが粗い16×19の設定です。ストリングのたわみを大きく使えるのが特長。フレームがしなる復元力との相乗効果により、さらなるパワーアップを可能にします。

プロは、男子ではD・ゴファン、K・カチャノフ、A・デミノーら、そして女子ではJ・オスタペンコらを含め、総じて18×20モデルを選びますが、一般向きなのはどちらかというとこの16×19。ツアー系といえども扱いが厳しすぎず、特に日本では人気のモデルです。

BLADE 98 16×19 V7.0

スピンモデルの決定版。立体的な配球で対戦相手を追い込め!

『BLADE(ブレード)』の放つパワーボールを、スピンをかけてコートに収めたい。あるいは弾道を持ち上げる立体的な配球で対戦相手を追い込みたい。そんなプレーヤーには「Sラケ」の『BLADE 98S』がオススメです。

縦糸の本数よりも横糸を少なくするウイルソン特許「スピン・エフェクト・テクノロジー」により、スナップバックが先鋭化。インパクトの瞬間にストリングが戻る挙動がよりダイナミックになり、オートマチックで回転をかけてくれるスピンモデルの決定版です。

BLADE 98S V7.0

オールラウンドに使いやすい100平方インチのジャパンスペック!

98平方インチがオリジナルの『BLADE(ブレード)』から派生させて、特に日本人に人気がある100平方インチにしつらえ直したいわゆる黄金スペックモデル。300gの重みと320mmのイーブンバランスで、どんなショットも打ちやすい万能な味付けです。

しっかり振り切れるのであれば、使い手を選びません。あらゆるプレースタイルに対応。初級から上級まで、ストローカーもボレーヤーも網羅する、ハイバランスなオールラウンドラケットです。

BLADE 100 V7.0

15グラムの軽量化を果たして使いやすくなったライトモデル!

モデル名のLは「ライト」の意味。『BLADE 100』に比べてマイナス15gの軽量化を実現しています。なおかつバランスポイントをトップ側に10 mm上げて、総重量は軽くても打ち負けにくい安定性を付与しました。

軽くて振りやすいので、ツアー系の『BLADE(ブレード)』を使うには筋力に不安を覚える女性にもマッチ。あるいはジュニアプレーヤーが、一般のラケットに乗り換える前に選ぶステップアップモデルとして選ぶニーズにも対応します。

BLADE 100L V7.0

265gで驚きのハイパワー。『BLADE(ブレード)』シリーズ最軽量機!

モデル名のULは「ウルトラライト」を意味し、シリーズ最軽量となる265gを達成。単に軽いだけだと打ち負けやすくなりますが、『BLADE(ブレード)』ならではのフレーム復元力と、335mmのトップヘビーバランスにより、その不安を払拭しています。

むしろ軽くてパワフルだからこそ、『BLADE(ブレード)』の神髄を堪能できる出色の1本。初中級者が本格的なツアーラケットを試してみたいニーズにベストマッチ。非力な女性やジュニアプレーヤーも網羅します。

BLADE 100UL V7.0

ウイルソンとセリーナのこだわりを凝縮させたオートグラフモデル!

モデル名のSWはもちろん、セリーナ・ウイリアムズのイニシャル。彼女のために作られた104平方インチのフェイスサイズ、28インチレングスのオートグラフモデルです。ウイルソンが女子選手の名前入りをリリースするのは、あのステフィ・グラフ以来です。

まさにウイルソンとセリーナの、こだわりを凝縮させた1本。その表れのひとつに「パワーホール」の採用が挙げられます。ストリングホール径を広げたウイルソン伝統のテクノロジーで、ストリングの稼働域を拡大し、ホールド感、反発性、打球感の向上を実現しています。

BLADE 104 SW V7.0

「パワーホール」を搭載するセリーナモデルを一般向けにアレンジ!

セリーナのこだわった104平方インチのフェイスサイズと、「パワーホール」を継承する『SW』の姉妹モデル。ただしレングスは0.5インチロングにとどめて(『SW』は1インチロング)、操作性を損なわない配慮が行き届いています。

結果的に、一般プレーヤーにとって抜群に扱いやすい仕様に。ボールパワーとソフトな打球感を両立する、シリーズのなかでも特別なポジションに位置づけられるラケットに仕上がっています。

BLADE 104 V7.0

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吉田正広
2020.07.24 17:00 投稿者:
吉田正広
テニスメディアを中心にギア系の記事を寄稿。書籍、ムック、雑誌、ウェブサイト等の実用コンテンツを手掛ける。メンタル、フィジカル、栄養学、健康医学、リスクマネジメント、仏教等にも親しむ。一般プレーヤーの質問、相談、悩みにも応える。 【編集協力】『泣き笑い! アスリート図鑑』(池田書店)、『在宅避難で役立つ食まわりの知恵から日ごろの備えまで クックパッド防災レシピBOOK』(扶桑社)、『元機動戦術部隊員に学ぶ危機管理トレーニング2』(ベースボール・マガジン社)、『伸びるテープと伸びないテープを使った 最新スポーツテーピング』(マイナビ)、『スポーツのための体幹トレーニング練習メニュー240』(池田書店)、『徹底図解 成果が必ず出る! ビジネス整理術』(日本文芸社)、『バイシクルライディングブック』(ベースボール・マガジン社)、『テニスワンポイントレッスン500』(学研プラス)、『NHK科学大好き土よう塾〈1〉ものごとの不思議とことん解明!』(汐文社)、『1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造 体脂肪が落ちるトレーニング』(高橋書店)

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