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【テニス入門 基本の「き」】第3話:試合のルールとマナーを覚えよう!

2020.07.17|17:00|投稿者: 岡田洋介
【テニス入門 基本の「き」】第3話:試合のルールとマナーを覚えよう!

実際にテニスの試合を行っていると、どう判断すべきか迷う場面に出くわすことがありますよね。今回は、試合を行う上で知っておくべき実戦ルールをご紹介します。また、コート上での立ち居振る舞いなどプレーヤーとして守るべきマナーも確認しておきます。試合をやりながらルールやマナーを覚えていけば、やがてあなたも立派なテニスプレーヤーに成長できるでしょう。

テニスの実戦ルール

セルフジャッジの試合では自分側の「イン」「アウト」を判定する

一般プレーヤーの試合は、特別な大会を除いてほぼセルフジャッジで行われます。セルフジャッジの場合、ネットより自分の側にあるコートの「イン」「アウト(フォールト)」の判定はすべて自分の責任で行い、「アウト(フォールト)」の際は大きな声でコールして相手に伝えます。判定は瞬時に行い、即座に判断できないボールは相手に有利に判定します。ダブルスの試合で自分とパートナーの判定が食い違ったときも相手に有利な判定が優先されます。

また、セルフジャッジの試合では、サーブを打つ前にサーバーがカウントをコールして相手に伝えます。

セルフジャッジ

アウトやフォールトの時はコールとともにハンドシグナル(手で上空を指す動作)を行って相手に明確に判定を伝える

ボールとラインの間に明確な隙間がない場合は「イン」

セルフジャッジの試合中に「イン」「アウト」の判定をめぐって相手と揉めることがあります。ボールが着地した瞬間にラインにわずかでも触れていれば「イン」になります。ゲームが競った場面では、自分に有利な判定をしがちですが、ボールとラインの間に明確な隙間がない場合はすべて「イン」と判定することが試合をスムーズに運ぶコツです。

イン・アウト判定のボールマーク図
左のボールマークのようにラインにボールがわずかでも触れていればイン。右のボールマークのようにボールとラインの間に隙間があるならアウト(サービスラインの場合はフォールト)

ベースラインを踏んでサーブしたらフットフォールト

すべてのポイントはサーブから始まります。初心者でもベテランでもサーブは順番に回ってきますから、サーブに関する基本ルールはしっかりと覚えておきましょう。

サーブを打つときは、必ずベースラインの後ろから行います。打つことに集中しすぎて足がベースラインを踏んでしまうとフットフォールトになるので注意してください。ただし、打球後にベースラインを踏んだ場合はフットフォールトではありません。

また、トスしたボールを空振りしたらフォールトになりますが、トスが風で流れたり、思うように上がらなかったりした時にトスをやり直すのはOKです。

サーブ時の写真

ベースラインを踏んだり、ベースラインを越えたりしてサーブを打ったらフットフォールトとなる。ただし、ジャンプして空中でインパクトし、ベースラインより前に着地した場合はフットフォールトにはならない

明らかにフォールトでもレシーバーがノーバウンドで打ったら失点

相手のサーブを返球することをレシーブ(またはリターン)といいます。レシーブ時のポジションについてはルール上の制限はありません。相手のサーブの速さやコースに対応できる位置に構えましょう。

相手のサーブはノーバウンドで打ち返してはいけません。サーブが大きくて明らかにフォールトの場合でも、1バウンドする前にラケットや手で止めてしまうと、レシーバーの失点になりますから注意してください。

セルフジャッジの試合では、サーブの「イン」「フォールト」の判定はレシーバーが行います。また、ボールがネットに触れてからサービスボックスに入った場合は「レット」をコールして、サーブをやり直しさせます。

レシーブ時の写真

レシーブは自由な位置に立って構わない。相手の速いサーブに対応するためには後ろ目に、外に切れていくサーブに対応するためにはサイドライン寄りに立つなど、ポジションを工夫することが大切

テニスのマナー

他人がプレー中のコートの後ろを通るのはマナー違反

敷地内に複数面のコートがある場所では、他のコートのプレーヤーの邪魔をしないように心がけましょう。

他人がプレー中に、コート付近で大きな声でおしゃべりをしたり、コートの後ろを通過したりするのはマナー違反です。隣のコートに自分たちのボールが入った時は、そのコートのプレーが途切れるまで待ち、その後に声を掛けて素早く拾いに行きます。また、コートを移動する際はプレーが途切れた合間に小走りで駆け抜けるようにしましょう。

一方、自分たちが試合中に隣のコートからボールが入ってきた時は「レット」をコールして試合を中断するか、あるいはそのポイントが決まるまでプレーを続けた後に、速やかにボールを隣に返しましょう。

ダブルス試合中の写真

自分たちのボールが隣のコートに入ってしまった場合は、そのコートのプレーを妨げないように配慮する必要がある。試合中なら、ポイントが決まるまで待ってから、相手に声を掛けて素早く拾いに行こう

終了時間5分前になったらプレーを止めてコートの後片付け

使用時間が決まっている公営コートや民間コートを利用する場合は、終了時間の5分前になったら練習や試合を止めてコートの後片付けに入りましょう。

使用後はネットを緩め、砂入り人工芝コートやクレーコートはブラシ掛けしてコートをならします。ただし、コートによっては、ネットは緩めずにそのままにしておく決まりになっていたり、ブラシ掛けは不要になっていたりする施設もあるので確認が必要です。

使用済みボールやゴミなどは片付け、次にそのコートを使う人が気持ちよくプレーできるようにして、時間内にコートから退出しましょう。

コートブラシをしている写真

砂入り人工芝コートやクレーコートは使用後にボールマークや足跡を消すためにコートブラシを掛けるのが一般的

ルールを学んでテニスを楽しもう!

実際にテニスの試合を行っていると、これまでご紹介してきた基本ルールだけでは判断しきれない場面に多く出くわします。そんな時に役に立つのは日本テニス協会(JTA)が発行している「JTAテニスルールブック」です。この本は国際テニス連盟(ITF)のテニス規則、および諸規則を順守して編集されています。ルールを正しく学び、多くの人とゲームを楽しみましょう。


JTAテニスルールブック2020

JTAテニスルールブック2020
(日本テニス協会発行/定価1,600円)

この商品に関するお問い合わせ先
公益財団法人日本テニス協会
TEL:03-6812-9271
FAX:03-6812-9275

https://www.jta-tennis.or.jp/information/tabid/607/Default.aspx


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岡田洋介
2020.07.17 17:00 投稿者:
岡田洋介
1968年、群馬県生まれ。出版社でスポーツ誌の編集職を経て独立。 スポーツライターとしてテニスのグランドスラム大会等の取材活動を行うほか、ゴルフ誌やランニング誌等に寄稿する。 2005年にテニスレッスン専門の動画配信サイト『テニスストリームTV(www.tennisstream.tv)』を立ち上げ、 テニス愛好者に役立つ上達情報を配信している。趣味の百名山登山は現在20座制覇! 【編集協力】『配球とコンビネーションで勝つテニスダブルス』(学研プラス)、『白木式コアトレ ベーシックメソッド』(学研プラス)

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